WBAバンタム級王者 堤聖也の今までの戦績と比嘉大吾との激闘を振り返る!

WBA世界バンタム級タイトルマッチで堤聖也が比嘉大吾と激闘!

2025年2月24日、ボクシングファン待望の一戦が有明アリーナで行われました。
WBA世界バンタム級王者・堤聖也選手(角海老宝石)と、元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾選手(志成)が対戦します。試合は壮絶な打ち合いの末、引き分けという結果に終わりました。

両者はこれまで親友として切磋琢磨してきた関係でありながら、この日は拳を交え、互いの限界を超える戦いを披露しています。

試合後、堤選手は「本気の比嘉大吾が伝わってきた。強かった、ありがとう」とコメント。比嘉選手も「最高の試合だった」と語り、互いの健闘を称え合いました。

堤聖也が比嘉大吾の試合の詳細|ダウンを奪い合う壮絶な攻防

この試合は以下のような見どころがあり、最初から最後まで手に汗握る展開となりました。

  • 第1ラウンド:比嘉選手が鋭い左ジャブで距離を測りつつ、堤選手のカウンターを警戒する慎重な立ち上がり。
  • 第3ラウンド:比嘉選手の右ストレートがクリーンヒットし、堤選手が一瞬ぐらつく場面も。
  • 第5ラウンド:堤選手がボディ攻撃を多用し、比嘉選手の動きを徐々に封じていく。
  • 第9ラウンド:両者がダウンを奪い合う白熱の展開!堤選手の左フックが比嘉の顎を捉え、ダウンを奪取。しかし、比嘉選手も立ち上がり、試合終盤には右フックで堤選手をダウンさせる。

試合は最終ラウンドまで続き、結果は114-114のドロー。判定には賛否が分かれるものの、両者の激闘に多くの観客が感動を覚えました。

堤聖也のプロフィールと戦績|無敗を維持するチャンピオンの実力

堤聖也(つつみ せいや)選手は、1995年12月24日生まれ、熊本県熊本市出身のプロボクサーです。日本ボクシング界の次世代スターとして注目され、現在はWBA世界バンタム級王者として活躍しています。

基本プロフィール

  • 身長:166cm
  • リーチ:164cm
  • 所属ジム:角海老宝石ボクシングジム
  • 戦績:15戦12勝(8KO)3分 無敗

主な戦績

  • 2022年6月23日:澤田京介に8回TKO勝ちし、日本バンタム級王座獲得
  • 2024年10月13日:井上拓真に判定勝ちし、WBA世界バンタム級王座を獲得
  • 2025年2月24日:比嘉大吾とのタイトル初防衛戦、引き分けで王座防衛成功

堤選手はこれまで無敗の記録を維持しつつ、バンタム級トップ戦線で戦い続けています。

堤聖也と比嘉大吾の友情|高校時代から続く熱い絆

堤聖也選手と比嘉大吾選手は、プロ入り前からの親友であり、互いに尊敬し合う関係です。高校時代に出会った二人は、アマチュア時代から共に競い合い、成長してきました。

  • アマチュア時代:全国大会で対戦経験あり。
  • プロ入り後:練習パートナーとして共にスパーリングを行うことも。
  • 2020年10月:ノンタイトル戦で初対決し、引き分け。
  • 2025年2月24日:世界戦での再戦、ドローに終わるもお互いを称え合う。

試合前には比嘉選手が「彼との試合は特別なものになる」と語り、堤選手も「全力でぶつかるだけ」と気合十分でした。結果的に、試合後には笑顔で握手を交わし、互いの成長を讃え合いました。

井上拓真との激闘|堤聖也が世界王座を獲得した瞬間

堤選手がWBA世界バンタム級王者となったのは、2024年10月13日です。有明アリーナで井上拓真選手と対戦し、判定3-0で勝利しました。

  • 試合展開
    • 序盤は井上選手がスピードを活かした攻撃でポイントを稼ぐ。
    • 中盤以降、堤選手がプレッシャーを強め、ボディ攻撃を中心に反撃。
    • 終盤、堤選手の左フックが井上の顎を捉え、スタンディングダウンを奪う。
    • 最終的に判定勝ちし、WBA王座を獲得。

この勝利によって、堤選手は「バンタム級の新王者」としての地位を確立しました。

今後の展望|統一戦に向けてさらなる高みを目指す堤聖也

今回の試合後、堤選手は「もっと強くなりたい。次はKOで勝ちたい」と語り、さらなる成長を誓いました。今後の展望として、以下の3つのシナリオが考えられます。

  1. 比嘉大吾との再戦
    → 互いに納得のいく決着をつけるため、再戦の可能性は十分にあり得ます。
  2. 井上拓真とのリマッチ
    → 前回の試合で勝利しているが、井上選手も王座奪還を狙っているため、再戦の可能性も高い。
  3. バンタム級統一戦への挑戦
    → 他団体王者(WBC・IBF・WBO)との対戦を視野に入れ、統一王者を目指す。

まとめ|堤聖也の今後に期待が高まる!

2025年2月24日の比嘉大吾選手との試合は、ボクシング界にとって歴史に残る名勝負となりました。

両者のダウンを奪い合う激闘の末に引き分けとなりますが、試合後には互いの健闘を称え合い、友情が再確認された場面がありました。

今後、彼がどのような相手と戦い、さらなる成長を遂げるのか、ますます期待が高まります。堤聖也のボクシングキャリアから目が離せません!

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